手荒れの原因

私たちの皮膚は真皮表皮という部分に分かれ、表皮の中でも一番外側の部分を角質層といいます

その角質層は、0.02ミリほどの薄さで角質細胞が数層から数十層重なってできています

角質細胞の隙間は細胞間脂質が埋めており、水分保持を担っています

その角質層を覆っているのが皮脂膜という水と油からなる膜なのですが、これが皮膚のバリア機能と呼ばれ、外界からの細菌や刺激物から表皮を守る働きをしています

 

しかし、何度も何度も手を洗ったり、消毒剤をつけたりして皮脂膜がなくなると表皮の角質層に外界からの細菌や刺激物が入り込みやすい状態になってしまいます

 

さらに合成洗剤に含まれる合成界面活性剤は、皮膚への浸透力と残存性があり、表皮の角質層のバリアを壊し隙間から中へと浸透していきます

 

バリア機能は通常体の中からの水分と皮脂により回復するのですが、手洗いや消毒の回数があまりに頻繁だったり、合成洗剤の種類によっては、特に安価で洗浄力の強い洗剤は皮膚への浸透力も強くバリア機能を破壊しがちです

 

そういったものに頻繁に触れ、乾燥が進み皮膚表面がガサガサして油分を保てなくなった肌をさらに酷使してしまうと、皮が剥けてきたり切れて血がでたり内部に水泡ができたり、強いかゆみがでたりしてしまいます

 

手荒れの原因はバリア機能を壊してしまうほどの頻繁な水仕事+強い合成洗剤の使用や、頻繁な消毒剤の使用、またシャンプー等の合成界面活性剤を多く含むものにたえず触れていたりする事が原因となりやすく、一度バリア機能が破壊された肌には、様々なものが刺激になり手荒れ(主婦湿疹)をさらに悪化させてしまいます

紙、ビニール、水、土、砂、食材、化粧品類等様々なものが刺激になってしまうので、まずはバリア機能を回復させる為、刺激物になるべく触れないようにし、手を水に濡らす回数を減らして、肌表面を油脂でこまめに覆ってあげることが大切です

 

一度手の皮がむけ始めると新しくできた皮まで次から次にむけたりし始めてミルフィーユ状にボロボロと剥け続け、止まらなくなってしまいますよね

 

皮膚が切れて血がでたり、水泡ができたり、かゆみがでたりと、症状がひどくなるとハンドクリームをぬっても、ステロイドを使っても中々改善しない、そういった悩みを持つ方もいらっしゃると思います

一番は手荒れの原因となる刺激物をなるべく避け、(洗剤、消毒剤、水、紙、ビニール、土、化粧品類等)手荒れの部分を保護し、体の内側からでる水分を保持できるよう、天然の油分をこまめに補給してあげること、そして自然治癒力を最大限に発揮させてあげることです

 

手荒れのことを気にしなくていい生活になるように、まずは原因を知りながら対処していきましょう