洗剤、消毒剤、シャンプー等の使い過ぎで、肌が荒れる?

一日に何度も洗剤、消毒剤、シャンプー等に触れる機会がある方。

手荒れがすすみ、手の皮がむけてきていませんか?

よく見ると水泡のようなものも見え、かゆみがありませんか?

洗剤、消毒剤、シャンプー等の使い過ぎでなぜ手荒れがおきるのでしょうか

まず、肌の構造を細かく見てみましょう

人の表皮の部分はわずか0.1ミリから0.3ミリしかなく、表皮の中でも最も外側の角質層は、わずか0.01ミリから0.03ミリしかありません

その表皮を覆うのが皮脂膜で、皮脂膜という油分と水分からなる膜は、皮膚の内側から分泌された皮脂と、汗腺からの水分が混ざって表皮を覆い、外界からの刺激物を内部に侵入させないよう、バリアの役割をしています

 

このバリア機能を果たす皮脂膜が、こまめな手洗いだったり、こまめな消毒、頻繁にシャンプー等に触れるたび洗い流され、頻繁であればあるほど皮脂膜の復帰が追い付かず、バリアの役目を果たせなくなります

 

そしてさらに洗剤やシャンプーに含まれる合成界面活性剤は、肌のバリア機能をになう皮脂膜を簡単に剥ぎ取り、角質層の細胞の隙間に浸透して肌荒れの原因の一つになりがちです

 

肌の再生能力を超えて皮脂膜の破壊が行われた結果、合成界面活性剤や消毒剤等の成分により角質層がダメージを受け、皮膚の剥離が起こり、水分保持能力が失われていくのです

 

また、肌表面には常在菌が絶妙なバランスを保ちながら存在していて、肌を刺激物から守ってくれています

 

洗浄剤によるこまめな手洗いや消毒剤による殺菌により、皮膚表面の常在菌群のバランスが崩れ、角質層への刺激によるダメージと合わせて、手荒れや主婦湿疹を引き起こす原因となっていきます

 

さらに、一度手荒れ(特に皮剥けや水泡、かゆみ等)の症状が出始めると繰り返し皮がむけたり、治ったと思ってもまた痒くなってきたりと繰り返しがちです

 

特に気を付けた方がよい合成界面活性剤は陽イオン界面活性剤という安価で洗浄力の強いものです

直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムとかアルキル硫酸エステルナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム等の表示があります

 

ただ、合成界面活性剤といっても相当の種類があるため、安価で洗浄力の強いもの、殺菌成分の入っているもの、洋服に残る可能性が高い洗濯用洗剤や肌に直接触れる食器用洗剤、消毒剤から見直していきましょう

 

特に合成洗剤の成分が刺激になっている場合、洗剤成分に触れるたびに症状がでたりするので、こういった重度の手荒れの時は刺激物に触れないよう手袋で手を保護することをおすすめします

 

一度症状が出始めると、衣類に付着した洗剤の成分にさえ反応してしまうのです

合成洗剤や消毒剤等に触れる機会を極力なくすようにし、手荒れ改善を目指していきましょう