CoCo skin balmに使われている原料について ①馬油

馬油は、馬の皮下脂肪を原料とし、オレイン酸を主成分とし、パルミチン酸、パルミトレイン酸、リノール酸、リノレン酸をふくみ、人の皮脂に極めて近い性質をもっています。

馬油は人の肌と同じように不飽和脂肪酸を多く含み、その比率が人の肌と殆ど変わらないため、人の皮膚の隙間に浸透しやすく細胞間に皮脂が満たされ潤った状態と同じ状態を作り、水分の蒸発を防ぎます。

馬油の歴史は古く、中国では4000年も昔から使用され、皮膚病や筋肉の痙攣の緩和などの効能があったとされています。また、火傷や肌荒れで傷ついた肌にぬって、油膜を作り、傷口と空気が触れ菌が入らないよう防いだり、傷口に入り込んだバイ菌も馬油の油分が取り込んで離さない保菌効果など、雑菌の繁殖の抑制や抗酸化作用等で肌トラブルの防止に古くから皮膚治療の民間薬として役立てられてきました。

化粧品としての馬油は、人の脂肪酸組織と類似しているため皮膚親和性が高く、角質水分量増加、皮膚油分量増加によるエモリエント効果を持つため、クリームやヘアケア商品などにも幅広く使われています。

馬油に含まれるリノール酸が皮膚バリア機能を維持するための保湿因子構造に働きかけ、角質間を細胞間脂質で満たし、水分を保持して、外部からの刺激やダメージも防ぎ肌のバリア機能を高めてくれます。

 

 

skin balm CoCoで使用している馬油は100%馬油、防腐剤、保存料等は無添加、国内精製された高品質の馬油を使っています。